「真夏になるとバスが全然釣れない…」
そんな悩みを抱えているアングラーは多いはずです。気温30℃超、水温も高くなる真夏は、バスの活性が落ちやすく、一見すると厳しい季節。しかし、海外プロアングラーたちは真夏でも確実にバスをキャッチしています。
そのカギとなるのが 「ディープ+カバー戦略」。
今回は海外プロが実践しているディープとカバーを組み合わせた攻略法を、日本のフィールドでも活用できる形で詳しく解説していきます!
真夏のバスが釣れない理由
真夏はバス釣りのオフシーズンといわれるほど難易度が上がります。理由は大きく3つです。
- 水温上昇による活性低下
水温が30℃を超えると、バスは活発に動き回らず、体力を消耗しない場所に身を寄せます。 - ポジションがディープやシェードに偏る
表層の水温が高いため、深場やシェードなど比較的水温が安定するエリアに移動します。 - アングラーの攻めが単調になりがち
表層やシャローに固執してしまい、バスがいるレンジを外してしまうケースが多いのです。
海外プロが選ぶ「ディープ+カバー戦略」とは?

海外プロアングラーが重視するのは 「深いレンジ」と「カバーの存在」。
真夏の高水温期、バスが快適に過ごせるのは水温が安定したディープレンジ。そこにベイトが集まる「ストラクチャー」や「カバー」があれば、バスが回遊しやすいスポットとなります。
特に意識するのは以下の2点です。
- 水通しのよさ:ベイトが寄りやすく、水温や酸素量も安定する
- ストラクチャー+カバーのセット:立木・ウィード・岩盤など
海外の広大なフィールドではディープ+カバーが定石ですが、日本のフィールドでも十分応用可能です。
エリア選びのポイント(フィールド別)

リザーバー
- インレット付近の立木や岩盤エリア
- ディープフラット(5〜10m)+立木カバー
河川
- ブレイク(かけ上がり)+ウィードエッジ
- テトラや橋脚など流れを避けられるカバー
野池
- オーバーハング下のシェード
- 池の中央付近にあるボトム変化やウィードパッチ
👉 ポイントは 「ディープ」と「カバー」のセットを必ず探すこと」。
有効ルアーと使い分け
真夏のディープ+カバー攻略では、ルアーの使い分けが釣果を左右します。
ここでは、海外プロも実践する「リアクション系」と「喰わせ系」の使い分けとともに、おすすめルアーを紹介します。
1. ディープクランク
広範囲を効率的にサーチできるのが最大の魅力。バスのレンジを探しながらテンポよく攻められるため、真夏のビッグレイクやリザーバーにおすすめ。
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2. フットボールジグ
立木やロックエリアなど、障害物に沿ってじっくり攻めるのに最適。ボトム感知能力が高く、カバーに潜むバスをリアクションで引き出せます。
▶️ おすすめルアー:
- 【ゲーリーヤマモト】フットボールジグ 3/8oz
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3. ダウンショット・ネコリグ
活性が下がったバスには喰わせ系リグが効果的。特にディープレンジでのステイやシェイクに対応した細身ワームが強い。
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💡 海外プロの視点:
状況によって「リアクション(クランクやジグ)」と「喰わせ(ネコリグ等)」を切り替える柔軟さが釣果を左右します。バスの様子を見ながら最適解を選びましょう。
実釣テクニック
- ディープクランクはリズム変化がカギ
ただ巻きだけでなく、ストップ&ゴーやボトムノックを織り交ぜてリアクションバイトを誘発。 - カバー際のジグは着底後が勝負
フォールさせて着底後、リフト&フォールを繰り返す。バイトがなければ次のカバーへ。 - バイトが遠い時はステイ+シェイク
ネコリグやダウンショットでボトムに置き、シェイクで誘う小技が有効です。
日本フィールドでの実践例
海外のフィールドは広大でカバーも多いですが、日本ではピンを絞るのが大切です。
- 3つの条件を満たす場所を探す
- ディープレンジがある
- カバーやストラクチャーが絡む
- ベイトが寄りやすい水通しのよい場所
- おすすめタックルセッティング
- ロッド:MH〜Hクラスの7ft前後
- リール:ハイギアベイトリール
- ライン:フロロカーボン12〜16lb(ディープクランク)、16〜20lb(ジグ)
まとめ
- 真夏はバスのポジションが絞りづらく、釣果が安定しない季節
- 海外プロは ディープ+カバー戦略で効率よくビッグフィッシュを狙っている
- 日本のフィールドではピンポイントでバスのいる場所を見極める力がカギ
この夏はぜひ、ディープとカバーを意識した戦略でバスを仕留めてみてください!
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