「真夏は全然釣れなかったのに、急にバスの反応が増えた」
そんな経験はないだろうか?
海外プロの間では、夏終盤は**“荒食いシーズン”**と呼ばれ、数・サイズともに狙いやすいタイミングだと言われている。
今回は、アメリカのトップアングラーが実践するパターンと、日本フィールドへの落とし込み方を解説する。
参考:昼間でも釣れるパターンを知りたい人はこちら → 真夏の昼バス攻略
夏終盤はなぜ釣れるのか?
- 水温低下と酸素量増加
真夏の30℃台から27〜28℃まで下がることで、バスの代謝が上がり活動的になる。 - ベイトフィッシュの動き
水温変化に合わせ、ベイトもシャローや流れのある場所へ移動。 - シャロー回帰
春ほどではないが、捕食効率が良いシャローに回帰する個体が増える。
海外プロが狙う“夏終盤バス”の3大パターン

2-1. シャロー回帰パターン
朝夕はベイトが浅場に集まり、バスも後を追う。
- 有効ルアー:スピナーベイト、チャター
- ポイント:風下側のシャロー、ブッシュ周り
Gerald Swindleはこの時期、スピナーベイトを岸際に平行キャストし、高速巻きで反応を引き出す。
2-2. フラット〜ドロップオフ待ち伏せパターン
フラットな棚から急深になる“かけ上がり”は、夏終盤の鉄板スポット。
- 有効ルアー:シャッド系クランク、ディープクランク
- ポイント:ウィードエッジやロックの境目
KVDは「広範囲を探れるクランクで魚を見つけ、ジグで釣る」のが定番だ。
2-3. 流入河川・インレット攻略
冷水流入は酸素量・水温の両面で好条件。
- 有効ルアー:ネコリグ、ダウンショット
- ポイント:流れ込み直下、カバー周り
Scott Martinは台風(ハリケーン)後、必ず濁りと流れ込みをセットで攻めるという。
海外事例から学ぶフィールド別戦術
- アメリカ南部リザーバー:晩夏はバックウォーターのシャローが好調
- 五大湖:冷たい風が入り始めるとスモールマウスがトップに浮く
- テキサス:晩夏〜初秋はクランク+ウィードエッジでビッグサイズが出る
有効ルアーと使い分け(リンク付き)

- ベイト追い系
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→ ベイトを追うバスに効果的。広範囲サーチとリアクション効果を両立。 - 食わせ系
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→ 活性が低いときの必殺食わせ。流れ込みやディープで効果大。 - トップ系
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→ 朝夕や曇天時の水面パターンに。 - リアクション系
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→ 高速巻きで反射食いを狙う荒食いシーズンの切り札。
日本フィールドへの落とし込み
- 野池:流れ込み+シャローでベイトを待つ個体を狙う
- リザーバー:バックウォーターとフラットをローテーション
- 河川:テトラ際やブレイクラインをスピナーベイトで流す
まとめ
夏終盤は季節変化による活性アップで、バスが広範囲に散りつつも捕食モードに入る貴重なタイミング。
海外プロのパターンを参考に、日本フィールドでも試してみてほしい。
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最後まで読んで頂きありがとうございます。あなたのバス釣りライフが豊かになりますように。