元気にバス釣りやってますか?
バスを釣るにあたってバスの行動を把握することはとても重要になります。
なぜならば、バスの行動がわかっていればある程度のバスのいるところが予測できるからです。
バスのいるところがわかれば、あとは釣るだけですよね!
そんなわけで季節別のバスの行動パターンを見てみましょう。
春のバスの行動
春は、様々な動物たちにとっては産卵や育児などの繁殖期になりますが
バスにとっても春は繁殖の時期になります バスの繁殖の事をスポーニングと呼びます。
バスのスポーニングはまず、オスが産卵用のベッドを作製します。
そのベッドにメスを迎え入れる行動をオスがするのですがその行動自体はまだ謎が多くわかっていないことがあります。
メスはオスが作ったベッドを気にいればそのベッドでスポーニングを行うようになります。
メスはスポーニングの間は、ベッドからあまり動かずに産卵することに集中しています。
そのために餌を食べることすらもあまりしません。
というか産卵が終わるまではベッドからはあまり動けないないのです。
ですからメスは自分の周りに餌がよってきたときにだけ餌を食べるようになります。
では、そのベッドのあるところがわかれば子持ちのビッグなメスバスを狙って釣ることも可能になりますね。
そのベッドはどうゆうところに作られると思いますか?
私の考えでは、比較的水温の安定しているところで、鳥など外敵に襲われる心配のないところだと思います。
岸際のオーバーハングの下や、倒木などがあるカバーの下などが適しているんじゃないのかと思います。
そして、子バスが生まれるとメスバスは体力回復の為に餌を多く求めるようになります。
メスが頑張っていた分、子バスが生まれてからはオスが子バスたちの面倒をみることになります。
オスは子バスの近くをSPのように張り付いて、外敵から守っています。
岸際で子バスの群れを見つけた場合は、ギルなどの外敵に見せたルアーを投げると
親のオスバスがガードしにくることがあるので狙って釣ることも可能になりますね。
春のバスの行動は産卵や育児が中心になると思います。
夏のバスの行動
夏のバスは、子育ても終わりいつもの日常に戻ることになります。
バスは変温動物なので、行動も気温水温に影響されることが大きいです。
バスも人間と同じように暑すぎるとバテてしまうようなところがあります。
なので、影などの涼しいところにいることが多くなります。
バスの餌となるベイトも涼しいところに生息していることが多いのでバスも涼しいところを求めて移動しています。
では、池などで涼しいところとはどこなのか?
シェードと言われる木の陰や、インレットと言われる水が入ってくるところが比較的涼しいところになります。
あと水中の水草の中なども水の中での影になるのでバスがよく潜んでいることがあります。
その他に、夏は時間によってもバスの行動が変わってくるのが特徴です。
人間も夏の日中の時間帯は30度を超えてくると動くのが嫌になりますよね。
バスも同じで、日中はあまり動くことが少なくなり、朝や夕方のまづめと言われる時間帯によく行動するようになります。
日の出からの1時間前後と日の入り前の1時間前後が夏のバスを釣るのにはとても重要な時間になります。
夏はバスにとっても人間にとっても暑い季節なので、涼しいところを求めるようになります。
あなたが行くフィールドで快適なところはどこなのかを考えて釣りをすることが大事になってきますね。
秋のバスの行動
秋はバスにとって快適な季節になります。
バスの適水温は20度前後と言われていますが、秋の水温がそれに近いものになるからです。
一日中が適水温になるので、バスは広範囲に行動するようになります。
バスのいる場所が特定しにくくなるので、バスを釣ることが難しくなる季節にもなります。
しかし、バスも一日中動き回っているわけではないです。
大抵は、何か障害物に寄り添っていたりします。
夏と違ってシェードの絡む障害物に寄り添うだけでなく、水中にある障害物につくこともあるので
バスのいるところを探すのが難しい季節になりますね。
冬のバスの行動
冬はバスには辛い季節になります。
変温動物であるバスは、水温によって体の体温が変化します。
バスの適水温は20度前後ですが、10度以上あればバスは行動する個体もいます。
がしかし、10度を下回ればなかなか素早い行動をすることが難しくなってきます。
そのため、餌を食べることも難しくなるので、なるべくエネルギーを使わないように水温の安定しているところにじっとしていることが多くあります。
なぜ、水温の安定しているところなのか??
バスは変温動物だからです!
変温動物は水温、気温の変化によって体温が変化するので水温、気温の変化があるほど体温も変化するので体には負担がかかってしまいます。
なので、水温が一定のところだと変化が小さいので体への負担も小さくてすむんです。
では、水温が安定しているところとはどこなのか?
まず考えられるのは水深の深いところになります。
深いところは、日光によって暖められることもなければ、風によって水温が低下することもないからです
このように、冬のバスは比較的水深のある風や日光の影響を受けにくい場所にいるのではないかと考えられます。
しかし、バスも動物なので何か食料を食べなければ生きてはいけないので
日中の暖かい時や暖かい日が続いて水温が全体的に安定した時などは、浅いところに移動して餌を探すこともあります。
まとめ
季節別のバスの行動として、私が思っていることは以上になります。
これらをふまえてバス釣りを行っていくと効率よくバスを釣ることができます。
毎回、バスがどこにいるのか探すのではなく、近況の天気の状況などを考慮して
ある程度、バスのいる場所や行動を予測して釣りをしたほうが、効率よくバス釣りができるようになります。
バスに出会える可能性が少しでも多くなることを願っています!