「バス釣りのルアーは、結局どれを買えばいい?」
クランク、ミノー、スピナーベイト、ワーム。名前を調べるほど候補が増え、最初の一つを選べなくなることもあります。
そんなときは、商品名の前に「どこを、どう狙いたいか」を決めてみましょう。
浅い岸を巻いて探すのか。草の際へ落とすのか。水面で誘うのか。同じバス釣りのルアーでも、得意な役割は違います。
バス釣りワールド便が提案する出発点は、クランクベイト+ワーム+スピナーベイト、またはトップウォーターの3系統。 まずは釣り場と手持ちのタックルに合う組み合わせを選び、使える場面を増やしていきましょう。
この記事では、初心者の基本3タイプ、9カテゴリーのおすすめルアーと商品例11点、季節・場所別の使い分けを紹介します。全商品を買うためのリストではなく、自分の釣り場で必要な一つを選ぶためのガイドです。
※本記事にはアフィリエイト広告が含まれます。商品リンクはNaturumの販売ページへつながります。価格・在庫・納期は購入時に確認してください。商品仕様は掲載モデルに基づき、使い分けは当ブログの提案です。実釣比較による釣果ランキングではありません。
1. 初心者が最初にそろえたいおすすめ3タイプ

① クランクベイト|巻く釣りと水深を覚える
浅い岸沿いや石のある場所で、投げて巻く釣りを覚えたいならシャロークランクが候補です。巻くとリップが水を受けて潜るため、同じ水深を繰り返し探りやすくなります。
商品例はピーナッツ SR。最初は足元で泳ぎを確かめ、一定の速度で巻いてみましょう。大切なのは色を増やすことより、釣り場の深さと潜行レンジを合わせることです。
草や枝が入り組む場所ではフックが引っ掛かりやすくなります。そのような釣り場では、ワームを優先して構いません。
② ワーム|落とす・止める・食わせる
岸際の小さな変化を丁寧に狙うなら、ストレートワームが基本になります。着水後のフォール、着底後の停止、小さな誘いを組み合わせると、同じ場所でじっくり見せられます。
ワームはフックと必要な重りを組み合わせて使います。まずはノーシンカー、ワッキー系、ダウンショットなどから、釣り場に合う仕掛けを一つ覚えましょう。枝や草が多い場所では、針先を隠せるオフセットフックの仕掛けも候補です。
この記事の商品例はフリックシェイク5.8インチ。長さのあるモデルなので、小型を使いたい人はシリーズの別サイズも確認してください。サイズだけでなく、リグを含めた総重量で道具との相性を判断します。
③ スピナーベイト or トップ|釣り場に合わせて選ぶ
風が当たる岸、濁り、草の外側を広く探るならスピナーベイト。開けた水面で捕食の気配があり、水面の釣りを覚えたいならトップウォーターを選びます。
迷ったときはスピナーベイトを第三の枠にし、水面を狙う機会が増えてからトップを足す方法もあります。水面の動きを見ながら操作を覚えたい人なら、最初からポッパーを選んでも構いません。
基本セットは「クランク+ワーム+第三の1タイプ」。3系統は出発点であり、同じロッドで必ず全部を使えるという意味ではありません。
※1インチは約2.54cm、3/8ozは約10.6g。ジグやチャターはトレーラーワーム、ワームはフック・シンカーを含めた総重量をロッドの適合範囲と照らして選んでください。
2. 種類別おすすめルアー|9カテゴリー・商品例11点

| 種類 | 主な役割 | 商品例 |
|---|---|---|
| クランクベイト | 浅場を巻いて探す | ピーナッツ SR/ワイルドハンチ SR |
| ミノー/シャッド | 小魚を意識して巻く・止める | ソウルシャッド45SP/VISION ONETEN Jr. |
| スピナーベイト | 風・濁りのある岸を広く探す | クリスタルS 3/8oz |
| チャター系 | 振動でウィード周辺を探す | ジャックハンマー |
| トップウォーター | 水面で誘う | POPX |
| スイムベイト | 小魚のように中層を泳がせる | スイングインパクト ファット4.3インチ |
| ラバージグ | 底やカバー周辺へ落とす | エグジグ |
| ストレートワーム | フォールや停止で食わせる | フリックシェイク5.8インチ |
| ホッグ/クロー系 | カバー際・ボトムを狙う | ドライブビーバー |
商品は役割別の選択肢です。カラーをそろえる前に、今の手持ちで探れない場所や水深を補うことを考えてみましょう。
1. クランクベイト
クランクベイトを選ぶときは、商品名や色と同じくらい潜行深度が大切です。
浅い岸際ならシャロークランク、沖の深い地形変化ならミドル・ディープクランクと、届かせたい水深に合わせて選びます。
表示された潜行深度は目安です。ラインの太さ、投げる距離、ロッドの角度などで、実際の泳ぐ深さは変わります。
石や硬い底に軽く触れさせ、軌道が変わる瞬間を作るのも使い方の一つ。ただし、引っ掛かった状態で強く巻き続けず、抵抗が増えたら止めて様子を見ましょう。
おすすめの使いどころ:石のある岸、硬い底、浅場と深場の境目。
草が密生している場所や枝の入り組んだ場所では、ワームや別の巻き物に替える判断も大切です。
おすすめ商品|ダイワ ピーナッツ SR
浅い岸沿いや硬い底を巻いて探す候補。リンク先は50mm・8.9g・生ギルカラーで、潜行レンジの目安は約1m。
比較候補|エバーグリーン ワイルドハンチ SR
リンク先はワイルドハンチ SR。52mm・10gのフローティングタイプで、潜行レンジの目安は0.5〜1.0mです。ピーナッツ SRと同じ浅場用の選択肢なので、最初から両方買う必要はありません。エバーグリーン ワイルドハンチ SRの仕様・価格を確認する
2. ミノー/シャッド
小魚をイメージしたミノーやシャッドは、ベイトフィッシュのいる場所で選びたいルアーです。
最初は大きく竿を動かし続けるより、ただ巻きに短い停止を加えるところから始めてみましょう。慣れたら、小さく竿先を動かすトゥイッチや、強めに動かすジャークを取り入れます。
選ぶときは、サイズに加えて潜行深度と浮力を確認してください。浮くタイプ、沈むタイプ、水中で止まりやすいサスペンドタイプでは、停止中の動きが違います。
サスペンドと表記されていても、水温やフックなどの条件で浮き沈みが変わる場合があります。足元で確認してから使うと安心です。
おすすめの使いどころ:透明度の高い水、小魚が見える岸、巻き物を追ってくる魚がいる場面。
低水温時も候補になりますが、魚のいる深さへ届くモデルを選ぶことが前提です。
おすすめ商品|ジャッカル ソウルシャッド45SP
リンク先は45mm・2.7gのサスペンドタイプ、HLキンクロ。潜行深度の目安は0.8〜1.2m。軽量モデルなので、軽いルアーに対応したスピニングタックルで、ただ巻きと短い停止から試しましょう。
比較候補|メガバス VISION ONETEN Jr.
ミノーのジャークと停止を覚えたい人の候補。ソウルシャッド45SPとはサイズや必要なタックルが異なるため、同じ道具で扱えるとは限りません。メガバス VISION ONETEN Jr.の仕様・価格を確認する
3. スピナーベイト
金属のブレードとスカートを持つスピナーベイトは、巻きながらバスの反応を探すルアーです。
同じ場所でも、岸へ向かって投げるだけでなく、岸と平行に引くことで、狙う範囲を長く通せる場合があります。
最初は一定の速度で巻き、浮きすぎるなら速度を落とす、重いモデルを使う、ロッドの角度を下げるといった調整を試します。
ブレードにも違いがあります。細長いウィロータイプはフラッシングや巻きやすさを、丸みのあるコロラドタイプは強めの振動やゆっくりした巻きを意識すると選びやすくなります。ただし、全体の設計によって性格は変わります。
おすすめの使いどころ:風が当たる岸、濁りのある浅場、草や枝の外側。
比較的障害物をかわしやすい形ですが、根掛かりしないわけではありません。密な枝の奥へ無理に通す使い方は避けましょう。
おすすめ商品|ノリーズ クリスタルS 3/8oz
風が当たる岸や草の外側を巻いて探す候補。まず一定の速度で巻き、浮き上がり方を見ながら速度とロッドの角度を調整します。
4. チャターベイト・チャター系
ヘッド前方のブレードが振動するブレーデッドジグは、日本では「チャター系」と呼ばれることも多いルアーです。「ChatterBait」はZ-Manの商標で、ここでは同系統のルアーも含めて説明します。
3/8oz前後を出発点に、シャッドテールやピンテールなどのトレーラーワームを取り付け、まずは一定の速度で巻いてみましょう。
大切なのは、手元に伝わる振動を覚えること。急に振動が弱まったら、草が付いた、障害物に触れた、魚がくわえたなどの可能性があります。
おすすめの使いどころ:ウィードの上や外側、濁りのある浅場、ベイトが散っているエリア。
密な枝や石の隙間では引っ掛かることがあります。ウィード周辺でも、どのモデルも同じように通せるわけではないため、草の種類とルアーの構造を見て判断してください。
おすすめ商品|エバーグリーン ジャックハンマー
ウィードの上や外側を振動で探る候補。トレーラーを付けた総重量でタックルを選び、振動が安定して出る速度から始めましょう。
5. トップウォーター
水面を狙うトップウォーターは、バスが小魚や虫などを水面付近で追っているときに試したいルアーです。
開けた水面で止めながら誘うならポッパー。広く探るならペンシルベイトやバズベイト。草に覆われた水面なら、中空フロッグなどが候補になります。
ポッパーなら、小さく水を押すように動かし、止める時間を作ります。バズベイトなら、水面で安定して動く速度を保ちながら巻きましょう。
おすすめの使いどころ:水面にベイトがいる場所、捕食音が聞こえる岸、草の切れ目。
朝夕はチェックしたい時間ですが、時間だけで決めず、水面の生命感を見て判断します。反応がなければ、水面直下や中層も探ってみましょう。
フロッグを密な草の上で使う釣りは、掛けた魚を草ごと引き出す力が必要です。初心者はまず、道具に合う開けた場所で水面の釣りを覚えるのがおすすめです。
おすすめ商品|メガバス POPX
開けた水面で、小さく動かして止める釣りの候補。水面に小魚や捕食の気配がある場面で試します。草のマットを通すフロッグとは使う場所が異なります。
6. スイムベイト
スイムベイトは小魚を模したルアーのカテゴリーで、硬い素材の大型モデルから軟らかいシャッドテールまであります。ここでは、泳がせて使うソフトスイムベイトを紹介します。
尾が振れて泳ぐシャッドテールワームは、ベイトフィッシュを意識したバスを狙う候補です。
最初は3〜4インチ前後を目安に、開けた場所ならジグヘッド、草の周辺ならオフセットフックやウェイテッドフックを検討します。
足元で泳がせて、尾が動き始める速度と、どのくらい浮き上がるかを見ておくと、釣り場でも操作しやすくなります。
投げたら少し沈め、狙う水深を一定の速度で巻く。反応がなければ、沈める時間か巻く速度のどちらかを変えてみましょう。
おすすめの使いどころ:小魚が集まる岸、ウィードの外側、中層を回遊するバス。
水面近くに小魚がいても、バスがその下にいる場合があります。ベイトの位置だけでなく、ルアーを通す深さも意識してください。
おすすめ商品|ケイテック スイングインパクト ファット4.3インチ
リンク先は4.3インチ・エレクトリックシャッド。メーカー表示の推奨オフセットフックは#4/0。シャッドテールを泳がせて中層を探る候補で、通常のスイングインパクトとは別モデルです。フックや重りを含めた総重量を確認しましょう。
7. ラバージグ
ラバージグは、ヘッドとフック、スカートを組み合わせたルアー。ワームをトレーラーとして付けて使うのが一般的です。
「ジグならどれでも同じ」と考えず、狙う場所でヘッド形状を選びましょう。
| タイプ | 選びたい場所・使い方 |
|---|---|
| カバージグ | 草や枝の周辺へ落とす |
| フットボールジグ | 岩や硬い底を探る |
| スイムジグ | 草の周辺や中層を泳がせる |
最初は、比較的開けた場所で底を感じられる重量を使い、落とす・短く引く・止めるといった操作を覚えると分かりやすくなります。
おすすめの使いどころ:岸際のカバー、岩場、深い地形変化。
ガードが付いていても完全に根掛かりを防ぐものではありません。重さだけでなく、通したい場所との相性で選んでください。
おすすめ商品|ジャクソン エグジグ
リンク先は小型のラバージグ「エグジグ」で、エッグボールジグとは別商品です。カバーの外側や小さな地形変化で、フォールと小さなシェイクを試す候補。小型トレーラーを合わせ、総重量とフックに合ったタックルを選びましょう。
8. ストレートワーム
細長いシンプルなワームは、落とす・止める・小さく動かすといった釣りを覚えるのに向いています。
ノーシンカーなら、着水後に余分な糸ふけを取り、ワームが沈む様子をラインで確認します。竿先で引っ張り続けず、自然に落ちる時間を作りましょう。
ダウンショットなら、重りで底を捉えながら、その上にあるワームで誘えます。シェイクし続けるだけでなく、動きを止める時間も試してください。
フックをワームの中央付近に刺すワッキーリグも選択肢です。ただし、針先が露出する仕掛けは枝や草に引っ掛かりやすいため、障害物が多い場所ではフックや仕掛けを見直します。
おすすめの使いどころ:岸際の変化、カバーの外側、巻き物に反応があった場所のフォロー。
小さくすれば必ず釣れるわけではありません。まず魚のいる水深へ届いているかを確認しましょう。
おすすめ商品|ジャッカル フリックシェイク5.8インチ
リンク先は5.8インチ・ピンキーミミズ。ワッキー系の仕掛けでフォールと小さな誘いを試す候補です。
9. ホッグ/クロー系
ハサミや脚のようなパーツを持つクロー・ホッグ系ワームは、岸際のカバーやボトムを狙うときに使いやすいタイプです。
初心者は、3〜4インチ前後のワームをテキサスリグで使うところから始めると、狙う場所が分かりやすくなります。
テキサスリグは、ラインに通したバレットシンカーとワーム用フックを組み合わせる仕掛け。針先をワームに隠してセットすると、障害物への引っ掛かりを抑えられます。
重りは3.5〜7g前後を一例に、風、流れ、水深、草の密度に合わせて調整しましょう。
狙うのは、草の切れ目、枝の横、岸際にできた小さな影など。落とした後は着底を確認し、少し持ち上げて再び落とすか、短く引いて止めます。
おすすめの使いどころ:野池の岸際、草や枝の周辺、日中のシェード。
重いシンカーでカバーへ入れる場合は、掛けた魚を取り出せるロッドとラインも必要です。手持ちの道具で無理なく狙える場所から始めましょう。
おすすめ商品|O.S.P ドライブビーバー
テキサスリグやフリーリグでカバー際へ落とす候補。リンク先は予約商品です。2026年10月2日の確認時には「予約10月入荷」と「納期2ヶ月」の両方の表示がありました。入荷時期は確約ではないため、注文前に最新の納期を確認してください。
3. 季節別|春・夏・秋・冬におすすめのルアー

季節は候補を絞るヒントになります。ただし、同じ月でも地域や水温によって状況は違います。釣り場で見えるベイト、草、日当たり、水深と組み合わせて判断しましょう。
| 季節 | まず観察したいこと | ルアーの候補 |
|---|---|---|
| 春 | 浅場周辺のベイト、カバー、深場とのつながり | スピナーベイト、ミノー、クランク、ワーム |
| 夏 | シェード、草、水通し、深い側の変化 | トップウォーター、テキサスリグ、ジグ、深場に届くルアー |
| 秋 | 小魚の集まり、風が当たる岸、回遊の気配 | スピナーベイト、チャター系、クランク、シャッドテール |
| 冬 | 深い側の変化、日当たり、ベイトの位置 | ダウンショット、シャッド、深場に届くジグやメタル系 |
春|浅場とその近くを使い分ける
浅い場所に小魚がいれば、スピナーベイトやクランクで広く探るところから。追う魚がいても食わない場合は、ミノーの停止やワームのフォールを試します。
冷え込んだ日には浅場だけでなく、少し深い側やカバーも確認しましょう。
春の時期別の考え方は、『春バス攻略完全版』へ。
夏|水面・シェード・深い側を分けて考える
水面に捕食の気配があればトップウォーター。日差しが強く、岸際に影があればテキサスリグやジグ。沖の深い場所を狙うなら、そこへ届く重さや潜行深度のルアーを選びます。
「夏だから深場」と決めつけず、エサと身を隠せる場所を見て組み立てましょう。
シェードと深場の狙い分けは、『真夏のディープ+カバー戦略』で詳しく解説しています。
秋|小魚を探し、巻き物で反応を確認する
ベイトが広い範囲に散っているなら、スピナーベイト、チャター系、クランクなどが候補です。
一度反応が出た場所では、シャッドテールやワームで通す深さと速度を変えてみましょう。魚が動いていると感じたら、同じ場所で粘るだけでなく、似た条件の場所へ移動する判断も必要です。
秋の使い分けを詳しく知りたい方は、『秋バスルアー10選』もあわせてチェックしてください。
冬|魚のいる深さへ届けられるかを優先する
低水温時は、魚のいる範囲を絞り、ルアーを通す深さと速度を丁寧に合わせたいところです。
ダウンショット、シャッド、ジグなどを候補に、底や地形変化を捉えられるかを確認します。深場でメタル系を使う場合は、根掛かりの多さも見ながら選びましょう。
冬の居場所とルアーの候補は、『バス釣りシーズン完全攻略』でまとめています。
4. 場所・状況別おすすめ|野池・カバー・水深・濁りで選ぶ

野池|岸際の障害物に合わせる
草や枝が多い野池なら、テキサスリグとスピナーベイトを中心に。開けた岸や硬い底があるならクランク、丁寧に食わせたい場所にはストレートワームを加えます。
岸際へ近づく前に、少し離れた位置から足元周辺を狙ってみましょう。遠投だけが有効とは限りません。
川|流れの強さと通す向きを見る
川では、流れの中心だけでなく、流れが弱まる場所や境目を観察します。
スピナーベイト、ミノー、シャッドテールなどを候補に、流れの中で安定して動くかを確認してください。ワームが流されて狙いから外れるなら、重さや投げる角度を調整します。
リザーバー|届かせたい水深を先に決める
岸からすぐに深くなる場所では、見た目が浅く感じても魚が深い側にいる場合があります。
浅い側を巻き物で探る釣りと、地形変化へジグやダウンショットを届ける釣りを組み合わせましょう。立ち位置から狙う水深へ届くかが、ルアー選びの基準になります。
おかっぱり|飛距離と回収しやすさを両立する
おかっぱりでは、対岸や沖へ飛ばせることに加えて、手前の草や石をどう通すかも考えます。
遠投したバイブレーションが毎回手前で根掛かるなら、巻き始めるタイミングやルアーを見直しましょう。
「沖へ届く」だけでなく「狙ったコースを通して戻せる」ルアーを選ぶこと。
これが、限られた立ち位置で効率よく釣るためのポイントです。
カバー|外側を巻くか、隙間へ落とすか
草や枝などの障害物がカバーです。外側を広く探るならスピナーベイトやチャター、隙間へ落とすならホッグ系ワームのテキサスリグが候補になります。
エグジグのような小型ジグは、カバーの外側や軽い障害物で丁寧に誘う選択肢。ガード付きでも根掛かりは起こります。密な草の奥を強引に狙う釣りとは分けて考えましょう。
シャロー|底と草の高さを確認する
浅場の硬い底にはシャロークランク。草の上に泳がせる空間があればスピナーベイトやチャター。水面に捕食の気配があればPOPXを試します。
浅い場所でも、底まで草が密生しているか、石があるかで通せるルアーは変わります。潜行レンジだけでなく、引いて戻せるコースを見つけてください。
ディープ|深場に届くモデル・仕掛けを選ぶ
今回のピーナッツ SR、ワイルドハンチ SR、ソウルシャッド45SPは浅い水深を狙うモデルです。深場を攻めるために、そのまま沈めたり強く巻いたりしても、必要な水深へ届くとは限りません。
深い地形変化を狙うなら、ダウンショットや適切な重量のジグ、深く潜るクランクを検討します。底に届くことと、手前で根掛かりせず回収できることを両方確認しましょう。
潜行深度を合わせる考え方は、ディープクランクの使い方へ。
濁り|存在感と通す距離を考える
スピナーベイトやチャターの振動、クランクの水押しを利用する釣りが候補です。濁りが強いほど、遠くから必ず魚が寄ると考えず、岸際やカバーの近くを丁寧に通してみましょう。
色は白、チャート、黒などを比較の出発点にできます。ただし、色を変える前に水深と速度を合わせることが先です。色の使い分けは、カラー選び完全攻略も参考にしてください。
低活性|ワームへ替える前に水深と速度を見る
巻き物に反応が薄いときは、同じルアーで通す深さや巻く速度を一つずつ変えます。追ってきても食わないなら、停止を入れるシャッドや、ワームのフォールを試しましょう。
何も反応がなく小魚も見つからないなら、場所を変える判断も必要です。小さいルアーへ替えるだけで解決するとは限りません。
反応が薄い日の組み立ては、低活性バスの釣り方でまとめています。
5. 初心者向けルアーセットの考え方|大量に買わず、まず3系統

最初のセットは「浅場を巻く・食わせる・別の反応を探す」
基本は、クランク1個、ワーム1袋、スピナーベイトまたはトップ1個です。ワーム用のフックと必要なシンカーもそろえます。
| 釣り場・目的 | まず選ぶ3系統 | 使い分け |
|---|---|---|
| 開けた岸と硬い底 | クランク+ストレートワーム+スピナーベイト | 巻いて探し、変化をワームで丁寧に |
| 草や枝の多い野池 | ホッグ系ワーム+ストレートワーム+スピナーベイト | 隙間へ落とす釣りと外側を巻く釣り |
| 開けた水面で朝夕を楽しむ | クランク+ストレートワーム+ポッパー | 水面の反応と水中の反応を比較 |
基本のクランクを使いにくい釣り場なら、カバー用ワームへ置き換えます。3系統という数よりも、狙える場所が違うことが大切です。
スピニング1本なら、タックルから絞る
ソウルシャッド45SPのような軽量プラグや、総重量が適合範囲に収まるワームを中心に選びます。3/8ozのスピナーベイトや大きめのシャッドテールが、手持ちのスピニングで扱えるとは限りません。
道具を増やす前に、ロッドに表示されたルアー重量とラインの範囲を確認しましょう。密なカバーへ入れず、開けた場所やカバーの外側を狙う方法もあります。
買い足すのは、足りない役割が分かってから
「巻き物はあるが、水面を狙えない」ならトップ。「岸際は探れるが、沖の深い変化へ届かない」なら深場用のモデルや仕掛け。このように、必要な場所を補っていくと無駄な買い足しを減らせます。
同じクランクの色違いを何個も買う前に、同じ1個でコースや速度を変えてみてください。比較する条件が分かると、次に買う理由もはっきりします。
釣れないときは、この順番で見直す
- 場所:小魚、草、影、流れ、地形変化があるか。
- 水深:水面、中層、底のどこを通しているか。
- 速度:巻く速さや停止時間を変えると反応が変わるか。
- ルアー:巻く釣りからフォールへ、強い振動から小さな動きへ替える。
一度に色・サイズ・速度・場所を全部変えるより、一つずつ試すと反応を整理しやすくなります。
まず使い方を一つ覚え、その道具で探れない場所が見えてから次を買う。 これが、初心者セットを自分の釣り場に合うものへ育てる考え方です。
6. FAQ|よくある質問|バス釣りルアーのおすすめ
初心者はワームとハードルアー、どちらから始めるべき?
岸際の一点を丁寧に狙うならワーム、広い範囲を探したいならスピナーベイトやクランクが候補です。どちらか一方に絞るより、釣り場に合う「巻くルアー+食わせるワーム」を組み合わせると使い分けを覚えやすくなります。
最初は何種類くらい買えばいい?
まずはこの記事冒頭の3枠を目安にしてください。草が多い場所ならクランクの枠をテキサスリグへ替えるなど、釣り場に合わせて調整します。ワーム用のフックと必要な重りも忘れずにそろえましょう。
一番釣れるルアーはどれ?
すべての釣り場で一番になるルアーは決められません。魚のいる場所へ届き、その日の反応に合う動きで通せるルアーが有力な選択肢になります。
高いルアーの方が釣れる?
価格だけで釣果は決まりません。欲しい性能と使い方に合うかを確認して選びましょう。初心者のうちは、一つのルアーで水深や速度を変える練習にも価値があります。
スピニングタックルだけでも始められる?
始められます。軽いワームや小型シャッドなど、ロッドの適合範囲に合うものを選びましょう。密なカバーから魚を引き出す釣りや、重いルアーを使う釣りは、道具に合わせて狙う場所を判断してください。
商品リンクの色やサイズは、そのまま選んでいい?
リンク先のモデルは購入候補の一つです。記事で紹介したシリーズでも、サイズや重量が違えば必要なタックルは変わります。色は好みだけでなく、水質やベイトとの見え方から選び、仕様と納期を確認して注文してください。
トップウォーターは朝しか使えない?
朝夕はチェックしたい時間ですが、日中でも影や草の周辺、水面で捕食している魚がいれば候補になります。時間だけで決めず、風と水面の生命感を観察しましょう。
予約商品は、次の釣行までに届く?
入荷予定は確約ではありません。今回のドライブビーバーのリンク先は予約商品なので、近い釣行で使いたい場合は、販売ページの納期を確認したうえで在庫のあるサイズ・カラーも比較してください。
まとめ|おすすめルアーは「使う場所」で決めよう
最初にそろえるなら、クランクベイト+ワーム+スピナーベイト、またはトップウォーターの3系統を出発点にしてみましょう。
石のある浅場ならクランク。岸際を丁寧に狙うならワーム。風や濁りのある岸を探るならスピナーベイト。水面に捕食の気配があればトップ。同じ商品でも、使う場所と通す深さが決まると選ぶ理由がはっきりします。
紹介した11商品を全部買う必要はありません。まず自分の釣り場とタックルに合う一つを選び、フォール、巻く速度、通すコースを覚えていきましょう。
次の釣行では、ルアーを結ぶ前に考えてみてください。
「このルアーを、どこへ、どの深さで、どう通す?」
その答えが見えてくると、おすすめルアーは自分に合った道具になります。
種類と操作の基礎は、バス釣りルアー完全ガイド、季節全体の動きは、バス釣りシーズン完全攻略もあわせてご覧ください。
商品仕様の確認先
掲載モデルの名称・サイズなどはNaturumの商品ページを確認しています。商品ページの表記が更新される場合があるため、購入時は最新情報をご確認ください。
📌「バス釣りワールド便」では、今後も海外プロが実践する釣果テクを紹介予定。X(旧Twitter)でも更新情報を発信中!
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